さて、いよいよ最終回となりました「蕎麦」。
今回は、地元の小学生が公民館に集まり、蕎麦について勉強・体験をしましたのでご紹介します。
こんなに集まってくれました。まずは蕎麦挽き体験です。
上手に挽けるかなー
うーーーーーん 重い
「あれー あまり でてこなーい」
そうなんです。いくら回しても回しても、石の間からあまり蕎麦が出てこないのです。
有志A「ありゃ ちょっと待てぞ。おかしかなー 調整がうまくできとらんとばい。
もう一つあったやか。そっば持って来てみろ」
そう言われ、別の場所に置いてある碾き臼(ひきうす)を取りに行ったのですが、
帰ってみると、子どもたちの歓声が。
有志A「ごめん ごめん 逆に回しよった。見てんな、今はよう出よる」
ほー 碾き臼も回す方向があるんだと、子どもたち以上に参加した大人もいい勉強
になりました。
取材にきてたおにーちゃん(?)も初体験。
こんな挽けました。
ふるいにかけた後は・・・
まだまだ 挽きますよー
見てください この勢いを!
でも、もういいんじゃない?
次は こねていきますよ
「こぎゃんやって、こぬっとぞ」
さー のばしてー
切りまーす!
いいーんじゃ ないですか
そうそう だし作りの用意もしないと
でも、手つきが怖い
カメラの前で、少し緊張~!
どこかの料理番組みたいですね
味見も忘れずに
おいしく出来たかな?
それでは、みんなで一緒に「いただきまーす!」
というか、カメラで撮りに言ったときにはすでに食べ始めてました。
3回にわたりご紹介しました「蕎麦シリーズ」は、いかがだったでしょうか?
取材をするごとに、私も始めて知ったこと、数十年ぶりに体験したことなど、多くのことを学ぶことが
できました。
蕎麦の花が畑一面に咲き広がった鮮やかさ
蕎麦の実の形や色
昔の人が考え作った「唐箕(とうみ)や碾き臼(ひきうす)」
今回の体験をとおし、子どもたちがどのようなことを感じてくれたか興味が湧くところですが、
少なくても、今回の体験のために数日も前からお手伝いをしていただいた、有志の方々への
感謝の気持ちだけは忘れずにいてほしいものです。