枦宇土町大地区の有志が、蕎麦を作っていらっしゃいます。
取材が遅かったので、種を蒔き・刈り取りは写真がありませんが、花と脱穀の様子を今回はお伝えします。
10月末に撮影した蕎麦畑
一面に広がる蕎麦の花のじゅうたん
思いっきりこの上にダイブしてみたくなりませんか?
蕎麦の花をこんなに近くで見たことありますか?
花の近くには種がついてるんですよ。
この時点での種は、赤色なんです。ビックリしました。
それから約1ケ月後の朝、大地区有志と話していると、
(有志A)「今日は今から忙しかっじゃんなー、蕎麦ばこがんまんで」
(わたし)「えっ、例の植えっとった蕎麦ばこぐとですか?」
(有志A)「じゃっちゃっかなー、昨日有志BとCが刈っとるもんやけん」
(わたし)「どがんやってごぐとですか?」
(有志A)「ほらー 足で踏んで、こがんして こぐとたー」《ジェスチャーで説明》
(わたし)「なら、こぐ前に電話してください。写真を撮りたかもんで」
と、このような会話の後連絡が有り、さっそくバイクでゴー!
※一部分かりにくい言葉もあるかも知れませんが、想像してみてください。
ここが作業場(昨日まで車庫)、刈り取られた蕎麦が沢山ありました。
それでは早速こいでもらいましょう。 有志AさんとBさん
おー これが例の足で踏んで、こんがんして、あがんするやつの正体だったんだ。
使ったことはないけど、遠い昔見たことがあるような、ないような。
よー できとるですねー ただただ、昔の人の知恵に関心するばかり
次はこいだ蕎麦を篩い(ふるい)にかけ、蕎麦の実と葉っぱと分けていきます。
黒い粒が蕎麦の実ですよ。
それを更に目の細かい篩いにかけると、見事! 蕎麦の実だけが取れました。
いつの間にか有志Cさんも合流し、流れ作業で行っていきます。
今回はここまでですが、この後は、取れた実を干して粉にされるそうです。
(わたし)「粉にするときは、どうがんやってさすとですか」
(有志A)「今はこんくらいんとの、よかとのあっちゃん」(またまたジェスチャーでの説明)
(わたし)「せっかくさすなら、碾き臼でさっせば」
(有志A)「そっもよかんあー、石もあるで、そぎゃんしゅうかい」
それでは、またそう遠くない日に、経過報告をします。